この記事で話題にした妹の話です。


 あの記事を書いてまもなく、早くも次の彼氏ができたそうです。このあいだ家にその彼氏を連れてきたのですが、私より一回り以上は年上のおじさまでした。


 もし妹とその彼氏が結婚しても、とてもお義兄さんとは呼べないほどの年長者の方でした。お義兄さんというよりはむしろ職場の上司といった感じの方がふさわしく、なんだかこちらが恐縮してしまいます。


 昨年のクリスマスイブ、妹は大きな紙袋を抱えて帰ってきました。聞くと「彼に服と靴をプレゼントに買ってもらった」そうです。


 そして翌朝のクリスマス、一人で家にいたところチャイムが鳴り宅配便が届きました。おそろしい大きさの荷物です。宛名を見ると妹の名前でした。


 中身がなんなのかわからず帰宅した妹に尋ねてみると「家具だよ」と。昨日のプレゼントに引き続いて、今日届いたこの家具も彼氏からのクリスマスプレゼントだそうです。


 最近妹のことがよくわからなくなってきました。


 会社に行く妹は最近八時過ぎまでのんびりとテレビを見ています。
「まだ出かけなくていいの?」と聞くと、
「会社の後輩の男の子に送ってもらうから大丈夫」とのこと。


 どうやら会社の行き帰りの通勤を、後輩の男の子の車で送ってもらって重役出勤をしているそうです。しかも会社からはしっかり交通費を受けとり、その後輩の男の子には彼氏がいることは内緒にしているそうです。


 なんだか顔も知らないその男の子に同情してしまいます。


 そのうち妹は「ロンドンハーツ」で魔性の女として歴代の彼氏に吊し上げられたりしないでしょうか。そんなときのために、私もテレビ用に気の利いたコメントを考えておいた方がよいかもしれません。


 容疑者妹のモンタージュ写真をここに貼っておきます。
世の男性諸氏、この顔にピンと来たらご用心ください。